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2018年1月 6日 (土)

【天文】南極星 誕生!

天の北極のすぐ近くに、こぐま座のα星があり、「北極星(Polaris/ポラリス)」と名付けられています。
北極星は2等級という明るさで、しかも、周辺には明るい星が少ないこともあって、昔から、真北を示す星として日本のみならず、北半球各地で良く知られた恒星です。

一方、天の南極付近には、北極星のような明るく目立った恒星がありません。
そのため、北極星に相当する南極星という呼称の恒星は存在しませんでした。

しかし、国際天文学連合(IAU)は、天の南極に近い位置にある八分儀座σ星(はちぶんぎ座シグマ星)に、Polaris Australis(南極星)と命名しました。
σ星は、天の南極(-90°)に非常に近い -88.956499°に位置する 5.45等の星です。
肉眼で見える6等級以上の恒星で最も天の南極に近い星ということになりますが、北極星と違い、非常に暗い光度ですので、南半球で極軸合わせをした経験のある人には良く知られている星ですが、一般的には双眼鏡などを使って、注意深く探し出す必要があります。

とはいえ、南極星がはっきりと明示され、少し落ち着いた気もします。

IAU Catalog of Star Names (IAU-CSN)
南極星を含む新しく命名された恒星たち

2018年1月 3日 (水)

つる座π1星の巨大粒状斑、直接撮影に成功

ヨーロッパ南天天文台のVLT干渉計で、赤色巨星「つる座π1星」の表面の粒状斑の直接撮影に成功しました。
太陽以外の粒状斑の直接撮影は初めてのことです。

10169_pi1_gru
VLTIがとらえた「つる座π1星」の表面(画像提供:ESO)

2018年1月 2日 (火)

しぶんぎ座流星群極大

1月4日の夜明け、四分儀座流星群が見られます。
今年は、大きな月が夜空にあって観測条件は良くありませんが、3大流星群のトップバッターですので、ぜひ観測してみましょう。
輻射点は北天にあり一晩中観測が可能ですが、この流星群は、極大時のピークがシャープで、大量に群流星が見られる時間帯が狭い特長を持っています。
なお、午前5時ごろがピークとみられています。

            。
                            輻射点
                  。   。        ・ι     *

          。           ・θ
                      こぐま座
        。            ・η
     。             
  ○               りゅう座
 北極星
                         ・ ・
                ・       ・
                          ・

 -------------------------------------------------------------------
    N                   NE      4時頃の北天

2018年1月 1日 (月)

【天文】スーパームーンを見よう!

2日は満月です。それもとても大きなスーパームーンを見ることができます。
月は地球の周囲を楕円軌道を描いて公転しています。
2日は今年一番地球に近づく日で、その距離は、356,602キロになります。(視直径 16.7’/近地点通過 2日6時49分)
逆に、今年月が最も小さく見えるのは7月28日で、距離 406,030キロで、視直径は 14.7’です。
最も大きな満月は最も小さな満月に比べて、14パーセント視直径が大きく、30パーセント明るく見えます。
新年早々、楽しめます!

2017年12月23日 (土)

ベツレヘムの星

クリスマスには欠かせないツリーのてっぺんに大きな星が付けられています。
この星は、「ベツレヘムの星」と呼ばれており、、東方の三博士にイエス・キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた、キリスト教徒にとって宗教的な星とされていますが、この星が、実在した天体であったのかどうかは、昔から多くの議論を呼んできました。
超新星、金星、明るい惑星の会合、火球、彗星、… など、多くの検討がなされましたが、現在でも結論は出ていません。
ただ、どことなく夢を感じる話ですので、わからないままでも良いような気もしますが…。

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2017年12月 2日 (土)

スーパームーンとアルデバラン

12月3日の満月は、今年の満月としては最も視直径の大きいスーパームーンとなります。そして、その月の南端を、おうし座の1等星アルデバランが掠めていく様子が日本各地で観測できます。
北に行くほど、アルデバランと月の離角が小さくなり、札幌では接食が起こりそうなほど近づきます。
そして、最北端の町・稚内まで北上すると、アルデバラン食(潜入 21時39分 / 出現 22時02分)となります。

2017年11月18日 (土)

【天文】 しし座流星群極大

しし座流星群の母天体である55P/テンペル・タットル彗星は遠日点を通過し、 少しずつ戻ってきています。
この彗星(母天体)の公転周期は33年で 次の近日点通過(2031年6月)に向けて、 群流星の出現数がどのように推移していくかを今から追跡していくことは重要な ことです。
今年は、極大日が新月にあたり、観測条件は最良です。
最近はおとなしい出現ですので、数は期待できないかもしれませんが、明るく痕 を残して流れる流星もありますので、ぜひ観測してみましょう。

                           。μ

                       ζ。      °ε

                           *輻射点
                       γ
         。δ             。

                          。η
  β○     。θ
(デネボラ)
                          α(レグルス)
                          ●

       。ι           ρ。          。ο 

       σ。

      。υ
              しし座

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2017年10月29日 (日)

【天文】天王星が見ごろ

最近、週末に台風が襲ってきて非常に迷惑です。晴れていれば、10月20日に衝を迎えた天王星が見ごろとなっています。台風が過ぎた後の秋空は、高い透明度で晴れる事が多いので、この機会に観測してみましょう。
うお座のο星がガイドスターになってくれます。
天王星は青白く輝いていますので、それらしき天体を見つけたら、倍率を上げてみて、円盤状に広がって見えたら、間違いなく天王星です。
(恒星や小惑星は、どれだけ高倍率で観測しても、点像で円盤状には見えません)

         。τ

       。υ  北の魚

        。φ

        。χ

     。η

   。*天王星
  ο
          ε δ           西の魚
          。 。        ω      θ
        。             。  ι  。
 。α    ζ                 。      β
                                。
                        。    。
                       λ   。 γ
                           κ
          うお座

2017年10月22日 (日)

【天文】月の地下に巨大な空洞発見!

日本の月探査衛星「かぐや」のデータを詳しく分析した結果、JAXA(宇宙航空研究開発機構)などのチームが、月のマリウス丘と呼ばれる場所の地下に横に約50キロも続く大きな空洞を発見しました。空洞は縦穴で月面とつながっているようです。
素晴らしい天然の月面基地になりそうです。

9296_marius
マリウス丘の縦孔の位置(提供:JAXA/SELENE)

 

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 合体する中性子星からの重力波検出
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 星雲星団(カリフォルニア星雲)、特異な天体、天文知識問題
 彗星カタログ、変光星、二重星など
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2017年10月15日 (日)

【天文】土星が最後の見ごろ~土星探査機カッシーニを偲ぶ

 日が暮れると南西の空に明るい星が輝いているのがわかります。土星です。
望遠鏡で観測すると、有名ながとても立派に見えます。
望遠鏡は小型のもので構いません。非常に明るく大きな環ですので、初めて土星を観測する人でも環であるとはっきりとわかります。

 土星の環は、地球に対して約27度傾いています。そのため、環の見え方は、土星の公転周期(29.5年)に合わせて変化します。
今年2017年は、もっとも環が開いて見える年です。ちょうど、環の北側を観測することになります。

 先日、長年、土星や、土星の衛星、そして、土星の環を観測し続けてきた土星探査機カッシーニが土星大気に突入して最後を迎えました。
土星の衛星系に存在しているかもしれない生命体やその環境を汚染し、破壊してしまうことを避けるために、自らの寿命が完全に尽きる前に、土星大気に向かって飛行し、大気圏で燃え尽きることになりました。

 カッシーニを偲びながら、カッシーニの最後の探査対象となった土星の環を観測する最後の機会です。このあと、土星はますます高度を下げ、夕空から姿を消してしまいます。
観測できるうちに、その余韻に浸ってみましょう。

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